<防災> 液体ミルクの比較  普段にも防災にも役立つ 我が家にあったミルクを購入するために

『暮らしに寄り添う防災』をテーマにご紹介します


先月、孫が誕生しました👶

娘に液体ミルクのパウチがあるよ

と教わり、パウチ、缶、紙パックなど各社を比較してみました


料理と暮らしの研究家 防災士
Start Kitchen 森下園子
・他
4人家族(夫、一男一女、孫)

『液体ミルク』を使ったことはありますか?

普段のお出かけや災害時に便利です
平時に使っていると、万が一に慌てません

今回は『液体ミルク』を比較します
実際に使うイメージを持ってみましょう
パッケージや賞味期限、容量以外に
温め方やゴミ処理も考えてみましょう
液体ミルクは、2019年に日本で発売されてから、
現在は4社で販売されています。

<目次>
液体ミルクの比較
・パッケージ、賞味期限など
災害時の温め方
【測定】WILLCOOK HO-ONであたため

・災害時に役立つ便利グッズ

 紙コップ授乳について

 

暮らしに寄り添う防災の考え方



参考 常温保存って何度?


日本での液体ミルクの歴史(別ページ) 



液体ミルクの比較

〜我が家にあったミルクを購入するために!〜

・パッケージ、賞味期限などを比較する

0〜1歳児向けのミルクを比較します
我が家に合うものを考えてみましょう

・普段のお出かけでよく使う
 → 軽い商品が持ち運びしやすい

・うちの子はたくさん飲む 
 → 容量は多め

・災害時を考え強度を優先 
 → スチール缶で丈夫

・ゴミ処理が楽な方が良い 
 → パウチや紙パック

・アタッチメントがあれば、
 →哺乳瓶なしで良い



価格は、アマゾンを参考に

森永乳業公式サイト

明治公式サイト


雪印ビーンスターク公式サイト

江崎グリコ公式サイト


災害時の温め方

液体ミルクは常温が基本です。

赤ちゃんが飲みやすいように温める工夫をご紹介します。

肌や懐に入れて温めるのも一つの方法です。


普段使いできるものを備えると、万が一にも役立ちます


● 湯煎

カセットコンロやボンベを備蓄しておきましょう



● ホッカイロ

カイロ温度 約60度

参考:エステー(株) 



 布製、持ち運べるレンジ WILLCOOK HO-ON

余熱で80度にしてから加熱するとスピーディー




【測定】WILLCOOK HO-ONであたため


熱伝導が良くパウチや缶は、早くあたたまります
パウチと缶で比較します
→ パウチは10分、缶は20分


パウチは薄くて熱伝導も良いので、温まり方が早いです


安全性の高いWILLCOOKは、赤ちゃんの近くで使えます

WILLCOOKのMDを担当しています。缶の測定はこちらに掲載しました。
参考:WILLCOOK『いつでもどこでも 飲み頃!赤ちゃんのミルク』

・災害時に役立つ便利グッズ


消毒した哺乳瓶がない時は、使い捨てグッズや紙コップを利用しましょう


使い捨て哺乳瓶

例:  チューボ おでかけ用ほ乳ボトル 使いきりタイプ


使い捨て哺乳瓶用インナーバッグ

例: カネソン(Kaneson) 哺乳びん用インナーバッグ



使い捨て紙コップで授乳

参考:母と子の育児支援ネットワーク

100均一で購入するだけで、すぐに備蓄できる紙コップはぜひ備えましょう

紙コップ授乳については、こちら

https://pan-koubou-s.blogspot.com/2024/06/blog-post_2.html






 







暮らしに寄り添う防災の考え方


普段から活用すると、災害時にも役立ちます

こんなシーンで試してみてください


・ママが不在の時、パパやじいじ、ばあばにお願いしてみる

・常温の液体ミルクを練習してみる

  飲み慣れないものは、赤ちゃんは口にしないこともありますよね

  機嫌の良い日に常温で飲ませてみてください



防災のものを選ぶ時
身近で購入しやすいものは、継続しやすい防災につながります
防災は、すぐにできることから始めてみましょう



参考 常温保存って何度?


規格は1つではありません
下記を参考に25度くらいを目安にしてください

・厚生労働省 「常温を超えない温度で保存」 参考

・グリコ 15~30度 参考
 
・カゴメ 28度 参考 

最近は、夏の気温が高いことを考慮し
・家の中で涼しい場所で保管
・夏に備蓄を見直し、新しく入れ替える
などがおすすめです