防災の備えに関する質問をいただきました。モバイルバッテリーは、子供たちも各自持ち備えております。しかし、自家発電機までは、検討したことがありません。この機会に調べてみました
【疑問】
防災のために一般家庭で自家発電機って必要なの?
(1)モバイルバッテリーとは
スマホやタブレットを充電するための電子機器です
(2)ポータブル電源とは
モバイルバッテリーよりも大容量で高出力、高性能。アウトドアなどに活用されます。
(3)自家発電機とは
キャンプ場、また、DIYの作業などで使用する電源供給源。
燃料は、
・ガソリン
・カセットガス
・プロパンガス
です。したがって一酸化炭素中毒の危険があり屋外使用が基本です。そういえば、地域の防災訓練で発電機を屋外で使用してますね。音がかなり大きいです。
【購入の検討】
我が家ではモバイルバッテリーはありますが、ポータブル電源や自家発電機は購入しておりません。友人宅では、90歳過ぎのご家族のために購入したそうです。災害時に在宅避難を想定すると、エアコンが使えなくなると、高齢者にとっては大変なことなのです。
ご家庭で必要と感じられる場面を想定し、検討してみることが必要と感じます
・酸素濃縮装置など、電気の必要な医療機器を使っている
・高齢の家族がいるので在宅避難をしたい。冷暖房などが必要だ
・ペットがいるので在宅避難をしたい
【検討の順番】
(1)使用目的を決める
はじめに何を使うために必要かを検討すると、購入するタイプや必要な出力が決まります
(2)電化製品をリストアップ
利用するシーンを想像し、つなぎたい電化製品をリストアップし、消費電力と起動電力を調べます。消費電力よりも機動電力が大きいことが多いので、機動電力に合わせて発電機の必要出力を割り出すと良いでしょう
発電機販売のサイトに参考データがあることも多いので、検索してみましょう
(3)発電機の種類を選ぶ
①タイプ
・正弦波(せいげんは)インバーター搭載発電機(家庭用コンセントと同様の高品質な電気を作る)
・サイクロコンバーター搭載発電機(電動工具など)
・スタンダード発電機
・三相発電機
②燃料(3種類)
ガソリン、カセットガス、プロパンガス(低圧LPガス)
ガソリン:発電コストが安い。長時間運転が可能
カセットガス:燃料の保管がしやすい。燃料の使用期限が長い
【参考】
ポータブル電源使ってみた 災害に備え、調理3回可能
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO63123350X20C20A8W11300/
参考『ヤマハ 発電機の選び方』
参考『Honda 発電機選び』
https://www.honda.co.jp/generator/choice/
STEP1 消費電力と起動電力を確認する
STEP2 最適な発電機の出力を選ぶ
STEP3 発電機のタイプを選ぶ