<くらし> 物相(もっそう)と結納式の思い出

 今年の正月は、お赤飯を梅型にしました


物相とは押し枠(抜き型)の調理器具のことです。

我が家の木製の物相は、梅と扇です。


梅の形が、微妙で均等でないところが味わい深く、枠と型に『ひょうたん』の割印があり、お気に入りの道具です。

28年前の自分たちの結納式に使いました。









1993年5月(28年前)

自分たちの結納式は、我が家で執り行い、祝い膳は母と私の手料理をふるまいました。


当時、私の周りには自宅で結納式を行う友人はいなかったと思いますので、めずらしいかもしれませんね。家族で祖母の介護をしていたころなので、外出することは考えられなかったと思います。


お料理は私がレシピを決めて、基本的には自分で作ると意気込んでおりましたが、当日は母が早起きして段取りをふんでくれたように覚えてます。



その日もお赤飯の物相ご飯でした。

今年のお正月に娘と一緒に型抜きしました。娘が生まれる前からあるお道具って、娘にとっては、驚きだったようです。

良い道具は長持ちし、思い出が詰まってます。


家庭料理は、簡単で美味しく、栄養があればOK。時々、少しの工夫で家族をもてなし、暮らしを愉しみたいと思います。家族の記憶に少しでものこってくれたら嬉しいです。




そういえば、

当時は週2~3回着物を着て茶道のお稽古に通ってましたので、着物が身近でした。結納式の当日も自分で着付けをしました。今は、自分では着れそうにありません



今日のブログは、思い出の記録でした